門司港生活 第2章 第2話

【生活】

「兄ちゃん、肩もんじゃろうか?」

おいらは仕事で夜勤があります。
病院で、夜眠れない患者さんが、カルテを書いている時間に
決まって詰め所に遊びに来ます。

時間は午前2時頃なのに・・・

おいらの九州弁は東京ではよく恐れられてたなぁ。

「キサン!」
「くらすぞ!」
「なんかっちゃ!」
「なんしよん?」

普段使ってた言葉は、見えない壁に阻まれたようにも思えた・・・

でも、

おいらが大好きだった人にいつも言ってた言葉がある

大切なやらかい言葉。

「お前の事、好きやけの・・・」

おいらの顔を見ることなく
遠くを見るような眼で

やさしく笑ってた

 

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