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門司港生活 第6話
憧れは遠く忘れやすいものだった・・・
「俺、ミニ・クーパーのオープンに乗って六本木の交差点
でSex Pistolsをデケー音で聞く!」
18歳の時、新聞配達しながら見つけた音楽仲間にいつも
言ってた。
なんでもできるような気がした・・・
なんでも手に入るような気がした・・・
結局、手の平には汗ひとつ握る事なく「門司港」に着いた。
夢の中から抜け出す為、嫌と言う程自分の中に現実を詰め
込んだ・・・全てを「零」に戻す為に・・・
2000年10月
「一緒に・・・」
静かな男が静かに語った一言でいつからか封印していた心
を動かし「走った」
「俺は門司港で生きてるぞぉ!」って叫ぶ為・・・
今、ワイン・レッドのミニ・クーパーのオープンに乗ってます。
門司港の街にとても似合ます。
乗りごこちは悪いし不器用だけど一生懸命です。
18歳のおいらも乗せて走ってます。
ギアをニュートラルにして・・・
「夢」と「憧れ」をバック・シートに乗せて・・・
「かっこいいやろ!」
word by 邂逅
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