心肺蘇生術(CPR)

このページは、1997年11/16に行われた福岡医療NGO主催の
「蘇生術・みんなで学べば・怖くない」
に出席させて頂いたときの備忘録として作成、1998年8月/25日に北九州市内の
西日本産業衛生会で行われた講習会 の内容 を追加させていただいたものです。

本来、私的な備忘録として作成したものですし、医療関係者でもない私に公開する
資格があるのか? はなはだ疑問ですが、 普及のお役に立つなら、と思い公開
しております。


 


@倒れた人を見かけたら・・・
・まず、仰向けに寝かせます。

倒れた人を仰向けに寝かせます

 

@意識の確認
・次に、耳元で話し掛けてみて、相手の意識を確認します。
返事がない場合は、まず周囲に事態の急なる事を知らせ、
救急車の出動を要請します。
呼吸の確認。口元に耳を寄せて、呼吸音をききます

@呼吸の確認

・次に、倒れた人の口元に耳を寄せて呼吸音を聞いてみます。
また、眼は胸の動きを注意してください。
呼吸音もなく胸も膨らむ様子がない場合には、呼吸が止まっています。
手のひらを耳の下くらいにある首の頚動脈の位置にあててみて下さい。
脈を感じなければ心臓も停止しています。

 

その人は、そのままではおよそ四分で脳が死ぬか或いは損害をうけてしまう為、幸運に命が長らえたとしても、大きな障害が残り日常生活の上で著しい不便に甘んじなければならなくなります。
一刻を争う事態ですので、救急隊員が到着するまでの間、以下の心肺蘇生術を行い、貴方がその人の命を守ってあげてください。
 
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@気道確保
*気道確保とは、肺への空気の出入り口を確保することです。
まず口中に異物が無いかを確認します
もし入れ歯・嘔吐物等があった場合は、これを掻き出します。


*気道確保には、以下の二つの方法があります。

1.頭部後屈顎先挙上法 (とうぶこうくつあごさききょじょうほう)
仰向けに寝ている相手の額に貴方の片方の手をあて、もう一方の手のひとさし指と中指を下顎の先にあて、 顎を持ち上げブリッジをしている様なスタイルになる様にして気道を確保します。

2.下顎挙上法 (したあごきょじょうほう)
両手指で左右の下顎角(アゴのエラ)を持ち、下顎を前方に引き出します(上へ持ち上げる)

注).頭部後屈顎先挙上法を使った方が確実に気道は開きますが、首を大きくそらす為、頚椎を痛めている人間に対して行うと症状を悪化させる危険があります。

気道を確保します

 

@.人工呼吸
気道を確保したら、患者の鼻を額においた貴方の指でつまんでふさぎ、自分の口で相手の口を塞ぐように覆い、相手の胸が膨らむ様に息を吹き込みます。
息を吹き込む間隔は、

およそ五秒に一回の割合で二回吹き込みます

人工呼吸。吹き込みは、五秒に二回
Photo by M Otaguro

 

@.心臓マッサージ
人工呼吸をしたら、相手の首の頚動脈を五秒ほど触って見て、脈を確認してください。
脈が止まっているときは、いくら人工呼吸で肺に空気を注ぎ込んでも脳に酸素は送られません。心臓マッサージをして血流を助ける事も必要です。


心臓マッサージのやり方は、みぞおちの上、胸骨が別れる分岐点から中指と人差し指を並べたその上隣の部分を中心に、両方の掌を重ねてあてて、貴方自身の体重を利用して
一分間に80から100回くらいの割合で、掌底で相手の胸骨を圧迫します

マッサージのリズムは、ここをクリック!! (リアルオーディオファイル)

 

心臓マッサージ。掌底を使い一分間に80回から100回胸を押す

体重をかけるときのポイントは、心臓マッサージをする相手とはきちんと垂直方向にかかとを上げて跪いた姿勢で座り、真下に向かって押さえる、という点です。押す強さは、大体3.5cmから5cmくらい胸が沈む様にするのが目安です。

人工呼吸を二回行い心臓マッサージを15回
という割合を交互に繰り返します

クリック
!! (リアルオーディオファイル)


救急救命医療の意義について。

一つに、当然ながら人道の為に。
しかし、同時に以下の様な意義もあるのです。

救急救命医療により一人の人間の命を守る、という事は、その人が健康であった場合に比べ 明らかに低下するであろう社会全体の生産性を守る、ということでもあります。つまり、見ず知らずのその一人の人を救うことが、人道の為、彼と彼の家族の為のみならず、我々の社会全体の公益にもなるのです。

 

一連の流れを復習してみて下さい
ここをクリック
(リアルビデオストリーミングで復習できます)

 

ご意見を頂けると幸いです。



*東海村消防本部の伊里さんのsite

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