今回の事について、頂いたご意見です。
遅くなりました。
今回の事について、頂いた感想やご意見について、以下に公開いたします。
なかにはマイクロソフト社に対して、かなり酷なもの、感情的なものもありますし、
逆に私に対して「考えすぎではないか」というものもありますが、できうるかぎり
頂いたままに公開させて頂く事に致しました。大体の傾向として、アーティスト
系の人は、私と同じ様に反発するようです。
なお、氏名につきましては、明確に許可を頂いた方以外は、私の判断で伏せ
させて頂きました。MAIL内容を公開する事に明快なご許可頂けなかったもの
も外しておりますが、もし、誤って公開しておりましたら、削除いたします。
ご連絡頂けると、幸いです。
・評論家A氏(名前の部分をはずすなら、公開してもOKという事でした)
6/7
拝見しましたが、先日、断った「エンカルタ」の執筆条件とそっくりなので、笑っ
てしまいました。マニュアルの翻訳や編集だったら、ああいう条件が一般的かもし
れませんが、かなり勘違いしてますね。
推測ですが、マニュアルを外注する際の契約書を、賞や百科事典に転用しているの
ではないでしょうか。
あんなことをしているから、ろくな原稿が集まらず、「ニシンは日本ではイワシの
総称である」なんていう抱腹絶倒の百科事典が出てしまうのかもしれません。
6/11
>なるほど、「マニュアルの外注の契約書の転用」ですか・・・。
これはまったくの推測です。
ぼくはエンカルタの執筆条件を提示されただけで、MSの
マニュアル外注契約書は見たことがありません。
正確にいえば、依頼してきたエンカルタの会社はMSとは別です。
もっとも、MSKK本社の中に事務所がありますが。
・友人N君
6/13
>リアルオーディオ放送局kis
見せていただきました.
どれもいい感じの写真ですね.
やはり港町には絵になる風景が結構あるんですね.
おせっかいかもしれませんが、魚住さんは元々写真の
腕があるんだから、PhotoShopでハデに加工
した前衛的な「画像」よりも、軽く補正しただけの
「写真」の方で勝負した方がよろしいのではないかと
思いました.
>ついでに、私のページにも寄って、「ややこしい事」
>についてもコメント頂けると幸いです。
見ました見ました. 大変でしたね.
マイクロソフト側が、コンテストを企画&実施した
時には、著作権がどうのこうのって全然考えてなかっ
たんじゃないですか??
とりあえず、ページの著作権を全面的に獲得とけぱ、
何かあった時にもめずに済むから、あんな誓約書を
送り付けて来たのではないでしょうか?
MSKKの内部で働いている人たちも、そのへんの
問題意識はかなり低いのではないかと思います.
別件ですが、MSKKから顧客宛てに大量に発信さ
れたメールの添付ファイルにWAZZUウィルスが
含まれていたと言う事件が、少なくとも過去2回は
あったそうです.
世界のマイクロソフトとは言えども、実際に働いて
いる社員は、ごく普通の人なんでしょうね.
まあ、とりあえず、残念でしたという所ですか?
・インターネット関係の愛読マガジンの編集者N氏
(私の方から、業界関係者の声が知りたくて、MAILでお尋ねした時の感想です。)
6/11
細かいやりとりはわかりませんので、なんとも申し上げられませんが、
コンテストに応募した作品の著作権やその隣接権を譲渡するようにという
契約書があとからきたということなのでしょうか?
これについては、応募要項に条件としての記載はなかったのでしょうか?
私のあくまで個人的な意見としては、応募要綱にその旨を記載すべき
だったと思います。そうすれば、応募する側も納得した上で応募できた
はずですよね。問題点をお持ちなのは、あとから契約書でそういわれた
ということなのでしょう?
これは主催者側の「マナー」の問題だとは思いますが、そういう条件なら
先にいうべきでしょう。
私どもも、主催者になりうる立場でありますので、
気をつけていきたいと、改めて思った次第であります。
・野村 一夫氏
6/6
「新聞沙汰に・・・」というから魚住さんが著作権違反でひっかかったの
かと思いましたよ。(^^;
うちも毎日新聞をとっていますが、どうも東京本社版にはなかったような。
それとも見逃したか。
いずれにしてもMSもひどいもんだなあ。ちょっと常識を疑います。これは
せこいというより、MS社内が一種の「ことなかれ主義」になってるんじゃ
ないかな。ちょっとびっくりしました。
企業とかかわるとどうしてもそんな話になりますね。その点、魚住さんの
判断はなかなか的確だと思いました。
勉強になりました。これからもおたがい「自分の世界」をたいせつにして
いきましょう。では、また。(^_^)/
6/7
あれからちょっと考えましたが、だんだん腹が立ってきたので、ソキウ
スの「ソキウス日誌」にもちょっと書いておきました。あまり全国ネタに
なっていない感もありますので、少しはみなさんにおしらせしとかなきゃね。(^_^)
6/10
> 「断った「エンカルタ」の執筆条件とそっくり
というのは納得。若い社員が安直に流用してやってしまったのかもしれま
せんね。いずれにしても、下請け業者とお客さまとを混同しているわけで、
話にならないなあと思います。
メールの公開は全面オーケーです。ただし、うまく編集してくださいね。
野村 一夫
bv6k-nmr@asahi-net.or.jp
SOCIUS http://www.asahi-net.or.jp/~bv6k-nmr/
・成 光雄氏
6/16
こんにちは。はじめまして。成光雄ともうします。
マイクロソフトのコンテストの件、初めて知りました。
あなたの行動はたいへん意義があると思いますし、個人的にも
あらためて考えさせられました。
私はフリーのイラストレーターでして、今回の貴方様の件はまさに
現実味のある出来事としてとらえています。
昨年、あるメーカーのWeb用イラストを制作した際に
今後のこともあるからと、契約書にサインするよう求められました。
その中には著作権を全面的に譲渡すること、著作人格者件を
そのメーカーに行使しないことも盛り込まれており、それ以外にも
今考えてみれば私にとって不利な要素も少なからずありました。
「みなさん、これでやってもらってます」という言葉を受け
当時私は簡単にサインしてしまいましたが、今はその判断が甘かった
ことを後悔してます。
その後、イラストをパンフにも二次利用すると連絡があり、“著作権は
我々にあるので言うまでもないが一応連絡まで…”という様なメールを
もらった時はなんとも言いがたい気持ちになりました。
当然、二次利用に対しての報酬もありませんし、なによりも
著作者としての誇りを傷つけられた思いです。
たぶん相手方はそんなつもりはないだろうし、連絡するだけ
マシなのかもしれませんが、なんとも納得しがたい気持ちと、
自分の認識の甘さにたいする悔しさが残りました。
そんなこともあって、今では多少の知識とその重要性を理解し
ておりますが、今後はさらにしっかりとした知識と意識を
身に着けて行きたいと思います。
では、失礼いたします。
6/19
MSが自衛の為に、予防的にした事という
意味においては理解できない事も無いのですが、
事実上すべての権利を放棄せよというような条件は
あまりにも著作者に対し配慮の無い話ですね。
私の場合はビジネスにおいての話なので、丸め込まれ
たほうが悪いのですが(^.^)コンテストということを
前提にした場合、あの納得しがたい条件は“自衛”とはいえ
“過剰防衛”に等しいかと思います。
要するに著作者の“著作権”を無効にしようという内容ですから。
自分たちの都合が最優先という姿勢が露骨すぎて稚拙ともいえる
契約内容は大企業?としては情けないともいえますしね(^.^)
>ところで、Web上に頂いたご意見を紹介するページを作ろ
>うと思っています。もしよろしければ、ご紹介する事の
>許可を頂きたいのですが・・・。
>お名前やメールアドレスは、ご許可頂かない場合は公開
>しませんので、ご協力をお願いいたします。
かまいませんよ。名前やメールアドレスを記載しても
OKです。ただ、その「紹介するページ」ができましたら
メールにて連絡だけいただけますか。
名前、メールアドレスは以下の通りです。では。
6/26
解決に向かっていい方向へ歩み出した
感じですね。
まだすべてが終わった訳ではありませんが、
魚住さんの行動が大変、意義を持つことに
なるのではないでしょうか。
良い解決をお祈り申し上げます。では。
成 光雄 Sei Mitsuo
E-mail:msei@ppp.bekkoame.or.jp
Nifty Serve:QZU00657
Illustration Gallery! http://www.bekkoame.or.jp/~msei/
3DCG Gallery [surface Zone] http://www.kk.iij4u.or.jp/~msei/
・M野さん
6/15
初めまして。
あるニュース債とで、こちらのホームページのコンテストに関する
一件が軽く触れられていたので、興味を持って拝見させて頂きました。
加えて掲示されている毎日新聞の記事も。
とても大切なことだと思います。他の19名の人が、どう考えられて
サインしたのかはわかりませんが、担当者の新聞に寄せた回答もお粗末
なものなら、魚住さんへの回答もお粗末で、これでは天下のマイクロソ
フトも名前が泣きますね(^^;。
世界どこでも使われるかわからない、なんて、著作権については、日
本よりも本国アメリカの方がはるかに敏感な筈なのに、何を考えている
のでしょうか。
担当者が、かなり関連法規に対して不見識なんでしょうね。きっと。
思いつきで、やっているんだろうなぁ、とつくづく思わされます。
魚住さんのとった態度は決して間違っていないと私のような外野は
思います。
これからも大変でしょうが、がんばってください。
末筆ながら、こちらの一件を発見した貴重なニュースサイトのアド
レスを付記しておきます。とても重宝しているサイトで、毎日巡回して
いるサイトです。
http://www.tcp-ip.or.jp/~danbo/news/index.html
6/17
著作権譲渡の件、拝見させて頂きました。
コンテストの入賞作品の著作権を譲渡させるなんて、恐ろしいアイデアですね。さすがは
王者マイクロソフト。権利だかなんだか知りませんが、あんな紙切れひとつで多大な苦労
を払ってきた作品をまきあげてしまうなんて、よくぞ思いつきますよね。
コンテストの主催者が、入賞作品をもらうことのできるコンテストなんて始めて聞きました。
他にもあるんでしょうかね?例えば写真や絵や俳句なんかの分野で。いや、ないでしょうね
それもたったの10万円の出費で、作品を買い上げるなんてシステム。よくぞ思いついたとい
う感じです。商売上手ですよね
これって、半分詐欺なんじゃないでしょうか?商品を渡されて、まんまとホームページの
権利を譲渡してしまった方、いるんでしょうね。かわいそうに。権利書書かされているわけ
だから、文句も言えないんでしょうかね??
魚住さんは、これに気がつき拒否されましたが、受諾してしまった人もいるんでしょうね。
そういった方がどうなったのか、知りたいものです
僕も物を作る人間ですので、本当に許せない件ですね。
こんな会社が大手を振るっているなんて、どうかしている!
ほんとうに腹がたってしょうがない
・GTRさん
(本当はこれはハンドルネームの一部なのですが、私が失礼にもいつもこれで呼びかけてしておりまして・・・。)
6/3
魚住さん こんばんは。ご無沙汰しております。**です。
昨日の新聞記事では匿名でしたよね。何かピンとくるものを感じたましたので、
早速、魚住さんのHPを覗いて詳細を知りました。
いろいろと大変だったようですね。私も天体写真を雑誌に掲載してもらったり、
市販用のCDに収録して貰ったりしていますが、著作権を放棄させられるよう
な条件は聞いたことがありません。
MS社に限らず、規模の大きい団体は個人の権利を軽く見る傾向があるように
思いますし、個人は自己の著作権について気軽に考えている傾向があるように
思います。今回の事でも、魚住さん以外の受賞者は、MS社の要求をすべて理
解して、著作権を放棄したとは思えません。
新聞記事が全国版なのかどうか不明ですが、記事を読んで慌てている受賞者も
いるのではないでしょうか。
ちょっと魚住さんに質問です。
MS社に問い合わせたときに、他の受賞者について質問はされていませんよね。
私個人の考え方ですが、他の受賞者と連絡を取り合って、MS社と対応してい
れば、状況に変化があったのではないでしょうか?
あるいは質問しても、MS社は他の受賞者の事など、教えてくれないかもしれ
ませんね。
私には経験不足で、これ以上の事は書けません。 m(_ _)m
6/26
MS社のような大会社から、このような対応を引き出せたことは、大きな前進
だと思います。正直なところ、魚住さんがMS社からの受賞を辞退されたこと
に対して、MS社自体は何の反応も示さないのではないかと思っていました。
今回のMS社の対応にも拍手を送りたいと思います。
今後、魚住さんがどのような対応をとられるか、またMS社の申し出について
も、大変興味を感じています。もしよろしければ、MS社との話し合いの内容
をHP上で公開していただけませんか?
・藤重さん
6/8
魚住さんのHome Pageへは中村 正三郎氏のページから飛んできて事件
(あえて事件と呼ばせていただきます。)の顛末を読ませていただきました。
感想としては、「さすがマイクロソフト!」とあきれ返ってしまうような
納得してしまうような話ですね。
魚住さんの対応は、至極当然かつエンドユーザーの鑑とも思える立派なもの
で、私個人がもし同様の立場になったと仮定してもこのような態度を貫けるか
どうか_・ゥ?:ぢ(もっとも私のよな初心者ではそうはならないでしょうが)。
私自身はMACユーザーで、中村 正三郎氏のページにあるようなMS社の
不誠実な対応については対岸の火事のつもりで見ていましたが、魚住さんの
ケースを知り、怒りを禁じえない思いです。
もっとも、MS社の歴史を振り返れば今回の高圧的な対応も理解できます。
魚住さんは非常に不快な思いをされたと思いますが、MS社の様な自分の権利ば
かりを振りかざし他人の存在、権利を認めないネット社会の嫌われ者は
相手にせず、数多くおられるであろうあなたの作品のファンに対してこれからも
上質の作品を提供してくださるようがんばってください。
6/14
メールの公開の件ですが、冒頭2行(年齢、職業)および電話番号以外
はOKです。
(年齢、職業は何となく気恥ずかしいもので御容赦ください^^;)
私のような拙い文章で本当によろしいんでしょうか。
お役に立てれば幸いです。
> 私も、今回のMSさんには、困ったなぁ、と思うのですが、
> 相手は殆ど唯一のメインストリートのOSメーカーになり
> そうな相手ですし、私自身も窓環境なものですから、
> 「あいてにせず、」という訳にも行かない、という困った
> 事情があります。
> そのあたりの気持ちが、ホームページ(indexの事です)
> のあの様な文章へとなっています。
> どうも歯切れは悪いのですが・・・。
>
御心配ももっともなことですね。
(私も勤務先では慣れない窓環境に悪戦苦闘しています。)
でも、私が思うに、OS、アプリを含めたパソコンは道具でしかないし、
(DTPユーザーを中心に多く聞かれるリンゴマークユーザーの陳腐な
せりふですが。)OS、ソフトウェアメーカーとしていかに圧倒的な支配力
を持つMS社とはいえ、PCメーカー、ソフトウェアベンダー、PC雑誌への
ものと同様な干渉支配を、個人の表現やネット上の著作権に対しても行使
できるとは思えないのですがいかがでしょうか。
まして、たとえばMS社が魚住さんへソフトを販売しないよう圧力をかける
などといったばかげた行為が可能とは思えないのですが。
(中村 正三郎氏のようにデベロッパーの方だと話は全く異なるでしょうが。)
万が一、不幸にもそのような事態が発生したら、リンゴマークへの転向
などいかがでしょうか。
P.S. 件のIE3.0、NT4.0のセキュリティホールの件について周囲の窓ユーザー
に親切心から教えてあげたのですが、私がリンゴマークユーザーであることか
ら、単でたらめにMSをけなしているだけのように言われてしまいました。
まあ、信じる信じないは個人の自由ですし、他人のハードディスクの中身がど
うなろうが私の関知するところではないのですが、マスメディアを通じたMS社の
宣伝が浸透していることを痛感しました。
6/28
御連絡ありがとうございます。
さっそくMS社からのメールを読ましていただきました。
ただ、内容に疑問な点もあるように思えるのですが気のせいでしょうか。
> この新しい契約書を持参し、改めて、魚住様に今回の受賞に関してご再考願
>えないかと考えております。
すでにASCII6月号誌上で入選者の発表も行われたにもかかわらず、改めて
魚住さんへの受賞となると、MS社は以前の発表をどう訂正するのですかね。
> この度の件に対し、弊社の最大の間違いは、このコンテストの作品を、弊社
> 製品内で使用する他の電子媒体(カメラマンが撮影した写真のビットマップ
> など)と同様に扱っていたことと、ホームページ公開後の作品に関しての取
> り決めを、厳重に行っていなかった(また、申し込み要領にも間違いがあっ
> た)ことだと考えております。
>
> 決して、魚住様をはじめとする、ご応募いただいた皆様の作品に対する「著
> 作権」を奪ったり、それらを作品であるホームページの内容を著作者である
> 皆様の自由にできないようにすることを望んでいたわけではございません。
> しかし、結果として、この度のコンテスト募集要領、受賞後の契約に多大な
> る間違いを起こしていたこと、魚住様に不愉快な思いをさせてしまったこと
> を十分に反省いたしております。
MS社も当たり前のことに気づき一応反省はしているようですね。
日頃、MS社が相手にしている御用聞きのようなパソコン雑誌、出版社、
ライターに対するのと同じように何でも自社の言うことを聞くというふう
にでも軽く考えていたのではとも思えます。でも御自慢のMS社法務部の方
は何をしていたのでしょうね。
自社の著作権に対しては異様な対応すら示すのに、他人の著作権を尊重する
ことには何の関心もないのでしょうかね。
> お時間とご都合がもし許されるのであれば、なにとぞ、お会いいただく事を
> お許し願えないでしょうか。
> 余談ですが、福岡には弊社営業所もございます関係上、魚住様にお会いただ
> くことをお許しいただけるならば、いくつか直接行っておきたい案件もござ
> います。
> 決して、お詫び申し上げるためだけの出張でないことは、あらかじめご了承
> ください。
何となく怪しげですね。
このメールがMS社のどのような立場の方から送られてきたのかわからない
ので何とも言えないのですが、何かとんでもない話がありそうな気もする
のですが。
(たとえば専属契約とか、多額の金銭を対価にした条件提示とか・・・)
> ・著作権者として原作者名の明記と、MS社が使用承諾を受けた旨の明記。
> ・使用承諾対象の明記。
> ・改変を伴う場合には原作者に許可を求める事の明記
> ・許可を得て改変した旨の明記。
> ・原作者の許可なく個別コンテンツを独立して使用しない旨の明記
MS社に使用許諾を与える側として魚住さんの提示はもっともと思います。
> 正直、もう「終わった話」と思っていたのですが、また動き出した事に
> 聊か戸惑ってもおります。結局、MS社と見解が合わないかもしれま
> せんが、とりあえず、せっかく前向きに歩み出したMSとの交渉の席
> につこう、と思います。
魚住さんが交渉の席につかれることについては、よいことだと思います。
魚住さんが望む形での、誌上等での作品の公表が行われ、多くの人たちが
作品に接することができるよう願っております。
P.S. ひとつだけ残念なのはこの件で魚住さんがリンゴマークへ転ぶこと
をひそかに期待していたのですが。 ^ ^;
やっぱりだめでしょうね。
・榎本氏
6/5
初めてお便りさせて頂きます。榎本と申します。
中村正三郎さんのホームページで「Microsoftホームページコンテスト」に関する
件を知り、魚住耕司さんのホームページに訪問させて頂きました。
たしかにMicrofostの「著作権の譲渡要求」はやりすぎですね。
私の聞いた話では「日本の著作権法では著作者といえども自らの著作権を放棄した
り、他社に譲渡する事は出来ない」ハズです。従って、今回Microsoftが要求して
いる「著作権の譲渡」という話は立派な法律違反(?)になってしまうと思います。
やるんだったら「(入賞対象の)著作物を無償で使用する権利を得る」とすべきで
しょうね。それともMicrosoftの体質が「著作権の譲渡を迫る」というコトを許し
ているのでしょうか。
もしそうだとしたら、Win95/WinNTに内在するセキリュティバグもあながち「バグ」
とは言えないかもしれませんよね(当初から、MicrosoftがUserマシンに侵入する
手段として考案していたかも....)。
ちなみに、法律関係のHomepageには「弁護士のアシスト/インターネット ロイヤー
法律相談室(http://www.asahi-net.or.jp/~VR5J-MKN/index.htm)」というものも
ありましたから、「著作権などの問題について」一度ご相談されてもよろしいかと
思います。
尚、本件に関しまして、私のHomepageに「コラム」という形式で引用させて頂きました。
つきましては是非ともご一読頂き、不都合事項などをご指摘賜りますれば幸いと存
じます。
・地元のMLから、T氏
6/3
やっぱりそうでしたか。昨日矢野さんとお会いした時に、その記事の
ことをお聞きしたのですが、NFKのメンバーですか?と聞かれて、
多分違うかも、と応えながら、もし該当者がいるとすれば、魚住さんしか
いないな、と思っておりました。
思いきった決断に敬服しております。
・地元のMLから、O氏
6/4
著作権については普通ほどの知識しか持たないので意見は差し控えますが、
市民的判断からすればきわめて妥当な決断と思います。むしろ、他の受賞者の
方々が易々とMS側の要求に従ったことが、疑わしいくらいです。
専門的なことはわかりませんが、応募要領と、著作権譲渡承諾書の間に矛盾
は無いのでしょうか。もしあれば、受賞の権利は放棄する必要もないように思
うのですが。逆にMSを提訴する事も可能なのでは。
それにしても、担当者の小役人的発想がMSをダメにして行く末路が見えてく
るような一例です。
6/25
やるなー、MS。全面的に非を認め、さらに、相手の言い分を伺って肥やしに
しようとは、いやはや、見習うべきでごんす。なかなか、解ってはいても出来
ることではありません。
6/17
−> 魚住 耕司 さん
関係者がコメントすると、なんだか共謀みたいでドキドキですが(笑)。
ともかく、マイクロソフト社の要求は、あまりにも著作者人格権を蔑ろ
にしている内容だったと思います。社に対して著作者人格権を行使させな
いという内容も、なかなかにキテいるものですが、それが第三者にまで及
ぶとなると、もう、なんというか…。
マイクロソフト社が利用許可さえ出せば、第三者はその作品に込められ
た作者の心情なんて考えもせず、単なるモノとして扱うことができるとい
う話。なんかやだな〜。
単に「著作権の譲渡」ではなく、「翻訳権、翻案権等」や「二次的著作
物の利用に関する原著作者の権利」の譲渡まで個別に書いてきている所を
見ると、著作権法はちゃんと知っていての内容でしょう。
こんなところで感心するのはヘンですが、企業は著作権法を勉強してい
る…。
なんか、ちょっと心配になってきましてね。いえ、騙す/騙されるとか
の話じゃなくて、作品の制作で一生懸命な作者が、細かい所でややこしい
著作権法を勉強する時間があるのか? という話。とくに契約内容とかね。
正直な所、著作権法をそのまま勉強しても、作品の内容にはなんのプラ
スにもならないんですよ。私みたいにひねくれて「文化とはなんぞや〜」
とすると、それはそれで面白いわけですが。
やっぱ、創作家は創作で頑張ってほしいしな〜。ん〜「一晩でわかる
著作権睡眠学習法」って、ないですかね(笑)。
他人の心配より自分の創作を心配しろ の てえす(;_;
・S氏
6/3
どうも、はじめまして。じつはlegendMLのROMなんです。
魚住さんのマイクロソフト受賞辞退の件興味深く拝見させていただきました。
これからこういう問題はよく出てくると思います。勇気ある行動と感心しました。
では、ますますのご活躍お祈りしております。私はマック信者なので、余計に
思うところがありました。
・児玉氏
6/15
MSとの件、新聞でも読みました。世知辛い世の中だなと感じています。
人間が人間を差別化するための競争社会であるため、こうした事態が生まれるの
かと考えています。ある意味では、そうした処置をとる会社側も可哀想であり、
同じ犠牲者かな・・・。
ネットワークの社会が進むほど、こうした社会の仕組みと合わなくなる様な気が
し、いずれ差別を目的としない競争社会が生まれると期待しています。
取られた生き方に賛成いたします。私も同じ事をしたかった。
勝手なメイルで失礼します。
6/18
魚住 耕司さんこんにちは
取りあえず、一時的?受賞おめでとうございます。(^^;
ホームページも見せていただきました。
マイクロソフトの奢り高ぶりなのか、無知を装っているのか、何とも判断が付
かないような対応ですね。私は著作権というものは著作者を守るためのもので
あると考えているのですが、これではそれを全く無視し剥奪するがごときに感
じられます。(-_-メ)
http://www.kobanzame.co.jp/HAL/main.htm
・あるMSNユーザー
6/10
http://www.ask.or.jp/~uozumi/MS/msmail.htm
このページを読ませていただきました。
しかしながら、事を大袈裟にしているだけとしか感じません。
”サイト自信”
これはIMEがバカなのか、でも良く確認しない人間がバカだと思います。
この文章ではサイト(というのかな)とコンテンツを取り違えていると思われる。
私は、マイクロソフトがうんぬんというより、一担当者が無能だった程度の
事にしか思えません。それを大袈裟にして面白がっているとしか感じません。
”まあ、マイクロソフトさんも人材に恵まれていないようで大変ですな”
と同情しますね。
6/11
文字化けしなかった。よかったよかった。
もちろんあなたの心配に関しては理解しています。
でも、大袈裟に感じてしまうのです。あくまでも私個人の主観です。
以前テレビで一般の人のビデオ作品を募集している番組がいろいろありました。
NG ものとか、子供や動物のおもしろいシーンなどの作品です。
これらとマイクロソフトも同じだと思います。
集まったおもしろい作品をテレビで放映する。さらにあとで総集編ビデオ
も販売する。この手法をマイクロソフトは用いただけでしょう。マイクロ
ソフトの作品募集要項にも、これらのビデオ作品募集要項と同じ文章を
用いてます。ビデオに利用するかもしれないとか、何度も再放送するとか、
細かい事は書いてない。同じですよ。
でも、あなたの考えの”コンテンツあさり”は正しいでしょう。もっと言
えば人材発掘的性格のものでしょう。
想像ですが、マイクロソフトの担当者は、あなたの考えを理解する前に同
意とか譲渡にこだわって、ちゃんと返答できなかったのでしょう。でも、
他にちゃんと問題対応できる人材がいないようですけどね。
MSN は居心地は別に悪くないんだけど、トラブル(事故)が多いのが難点。
メールは文字化けするし、使えないときもあるし、MIME は使えない
し、どんでもないクライアントソフトを送ってくるし、コンテンツは自慢
らしいけど更新のお知らせメールとかはないし、困ったもんだ。
MSN 関連のスタッフは完全に危機感が欠如してるね。普通のサービス会社
なら、こんなに問題を抱えていたら営業できないよ。MSN さんは神経がズ太いようです。
・不夜城の城主 RE:著作権絡みのトラブルで
06/18
魚住 耕司さん、はじめまして!
2日前から気になってどうしようかと思っていました。
でもここに書いちゃいます。
基本的な部分でマイクロソフトのとても無礼な申し出を
蹴飛ばしてしまった魚住さんに
良くやったという応援を送りたいです。
理由はとにかくマイクロソフトのやったことは
蹴飛ばされて当然のことです。
また他方で、今回のマイクロソフトの譲渡許諾書はリスク回避から来たものではないか
と想像されます。というのも、今後、当然主催者であるマイクロソフトから発信される
であろう情報に、魚住さんのホームページ(の一部)が載ることになります。それを流
用、転用することは防げない、とマイクロソフトが判断したのではないでしょうか?印
刷物なら、質の落ちたハードコピーで済んでしまいますが、INTERNETなどだとそうはい
きません。さらにそれらのニュースソースをベースに各雑誌などが記事として取り上げ
るときに、魚住さんではなくマイクロソフトで一括して、許認可をコントロールという
もくろみなのでないでしょうか?そうなると今度は第4者以下の勝手な流用や、転用も考
えられます。それらに対して、作者からマイクロソフトにクレームが来た際に、回避す
る目的があるのではないでしょうか。
それにしてもマイクロソフトのあの書き方は、
「何様なんだいあんた?」といいたくなりますね。
あとこれは私見なんですが、
INTERNET上に著作権はまだ存在できないと思います。
というより、著作権を行使できる土壌ではないと思います。
INTERNETが完全自由な場である以上
情報発信をした段階でその情報が自動的に一人歩きをし、
改竄され、転用され、流用されてしまいます。
だからといってマイクロソフトが権利を譲渡しろというのは、
この世界の巨大企業がやるべきことはないように思います。
そんないやらしい条件付きのコンテストなら、
最初から開催しなければいいのにというのが私の感想です。
・友人Y(東京在住)
6/14
メール”昨日、私は新聞記事に”へのお返事です。
いろいろウワサは聞いていましたが、大変そうですね。
にしても、日本MSは「愚か者」ぶりを露呈しておりますな。
うーん、不遜でバカで、だれよりも力がある。始末に負えませんな。
二時間後
さっき、メールを出したんですが、自分宛の写しが来ないところをみると
失敗したかもしれないので再送します。2度届いたらゴメンナサイ。
そうそう、Webサイトにエヴァのネタがありました。
揚げ足取りでスイマセンが、エバじゃなくてエヴァですよね?
杞憂ですが、全国各地の電波ヤロー(別名:いっちゃってるヲタク)達から
抗議が来そうな気がしたもんで・・・。
・米国での弁護士資格をお持ちのB氏
6/9
魚住さんへ
ちょうど伊藤さん宛てに魚住さんの件に関するコメントをメールで送ったところでし
た。そのまま転記しても特に差し支えないと思いますので、そのまま以下に添付して
お送りします。
MSのやり方ってのはあんまりスマートではないですよね。人が物を造り出すという
作業に対するリスペクトが感じられません。ビル・ゲイツが世界の様々な美術品など
をデジタル化する権利を購入しまくっているという報道はかねてよりなされています
が、なんだか不安を感じさせる話しです。
---------以下に伊藤さん宛てのメール------------
伊藤 さま
魚住さんの話しを読みました。
問題は著作権の観念の問題と、経済取引としての妥当性の2つに分けて検証すべきで
しょう。そういう意味では新聞記事は若干理解不足であると考えられます。新聞記事
にあった弁護士さんのコメントは著作権の内容には言及してませんよね。単に募集条
項の開示が不足しているのでは、賞金の対価と放棄させられるべきものがあまりにバ
ランスしていないというのが最大の問題であると指摘しているように感じます。
ネットをとりまく著作権というのは実際のところ相当あやふやな部分を含んでいます。
ですからMS側が要求してきた内容というのは、self-protectionという観点から
は理解できないわけではないと思います。あの会社はcopyright保護という意味で相
当アグレッシブですから、自分のところがcopyrigth違反をするといったことにもの
すごくsensitiveなのだと思います。その結果が魚住さんのところへ送られてきた契
約書になったのでしょう。私がMSの弁護士だとして、ちゃんと権利を保護できる内
容の定型的な契約書を作ってくれと依頼されたら、ああいう契約書になるのだと思い
ます。
しかしながら、契約の対象物がホームページ全体という言い方をしている割には、追
加で拡大していただいても結構ですが、それを使う権利がMSにはありますという発
言があるようですが、この辺りはMS側も理解不足というか、ネットの上における著
作権の対象範囲というものが難しいという現われでしょう。著作権は基本的に個別の
記述を保護する権利ですから、魚住さんが内容を変更できるというのも変な話しだと
いう気がします。極端な例では、魚住さんが今のホームページ(集合的な意味です)
をすっかり変更してしまって金融のホームページにしてしまったらどうなるのか?と
いう状況が考えられます。魚住さんには変更の権利があって、MSには使用の権利が
あるという状況の矛盾はこういった形で露呈します。
もう一つの問題としては、上記の様な契約の内容、その定義の仕方とは別に、契約の
当事者が契約を締結するか否かという経済的対価の合理性の問題があるでしょう。例
えば魚住さん宛てにMSが要求してきた内容の対価として1億円払うということであ
れば、全く異なった結論になるかも知れません。魚住さんの例えをかりれば「ギャラ
リーで絵を見に来て、このギャラリーちょうだいといって1億円を払った」という状
態であれば、多くの人はMSって金持ちなんだなぁ、太っ腹だなと思って、契約書で
要求している内容はそれほどおかしくないと感じるでしょう。
問題の所在は10万円の対価であれだけの権利放棄を要求してくるというアプローチ
がarm's lengthな取引ではないと思えます。応募申込書には著作権の放棄についての
若干の記述がありますが、まさかあれだけの記述でああいった契約書が送られてくる
とは誰も予想できませんね。この点はMSの方法論に「俺達は市場で最大の企業だ、
俺達がルールを作る、文句あっか」という思想が如実に現われています。実際に入賞
者には添付の契約書にサインをしていただくことが賞金支払の条件となりますという
募集方法であれば、HPを一生懸命作っている人間の何人が応募したでしょうか。少
なくとも私なら絶対申込みしません。ここが魚住さんが強く反発した部分でしょう。
ボトムラインとしては、MSが契約書で要求している内容というのは、ネットにおけ
る著作権の概念が揺れ動いているという観点からは合理的な行動として考えられるも
のである。しかしながら、公募、賞金支払という過程での契約調印を行うのであれば、
募集段階でもっと突っ込んだ放棄内容についての開示を行い、著作者の作業、成果
に対して十分な尊敬を払うというやり方が望ましい。という結論になるのでしょうね。
6/12
色々と大変なようですね。
前回のメールにも書いてあったように、HPというひとくくりのものを利用する権利
を有しながらも、その内容を変更する権利は作成者に残しておくという事は、どうも
理解しがたい概念であるというのは同感です。
まあ法律の枠組みとしてはそういう包括的な権利認識をした上で、それをどうやって
譲渡することが可能か否かということを考えていくのが、法律家としてはあるべきア
プローチなのかなと考えております。現状の著作権ではこういった括り方は想定して
いないでしょうから。
一律にそういう権利譲渡を禁止するわけではなく、権利として認識したうえでそれに
対する保護を考えるという事の方がネットの将来という観点からは望ましいのではと
いうのが個人的な意見です。その上で、そういった権利譲渡を望む人はそれを追及
すれば良いわけでしょうし、そうでない場合には既存の個別のアイテムにもとづく著作
権で対応するということがよいのではないでしょうか。
MSのやり方は権利云々という部分を別にして、条件開示という観点からはあまり誉
められたやり方でないことは確かでしょう。どうみても対等な関係における契約とは
言えませんものね。
・古畑氏(***は、固有名詞は伏せて欲しい、という要望で伏せております。)
6/7
さて。
Microsoftの件について。
既に***もこの件で論議が起きまして、以下のような結論が出ています。
これは、***研究所が今年3月に行った「新・言葉遊びコ
ンテスト」に関して、募集直後にこんな論議がありました。
以下は担当者氏が出した、その結論です。
長文で失礼します。
(引用開始)
最近は知的所有権に関する議論が何かと高まっておりますが、現時点
ではほとんど何も「定説」が確立していない状況にあります。企業と
しては、どうしても最悪の事態を予想して「防衛的」にならざるを得
ません。つまり、今回の応募に関して後で応募者から「私のアイデア
が勝手に利用されている」云々の訴えが起こるとか、そういったゴタ
ゴタを恐れている訳です。(なんか性悪説でイヤなんですが。)
ご質問の
>万が一、採用されても、写真とかホームページに載せたりすると、
>問題になったりするんですか?
の主旨は、多分「自分の結果を自分のHPにすら載せられないのか」と
のご心配かと思うのですが、これに関しては実は学会等でも問題にな
っております。例えば電子情報通信学会では、投稿された論文等(こ
の著作権は学会に帰属することになってます)を投稿者自身のHPに載
せることに関して、
・発表前に掲示しない
・出典を明記する
・内容を変えない
の制約の下で許可しております。当方も、相談を受ければこれに準じ
た判断を行なう予定でおります。
ですが、もし悪意ある投稿者が居てどんな行為を行なうか予想できな
いような状況においては(経済的な弁済責任を負う可能性のある企業
としては)公式的な一般論では
>・応募された作品に関わる著作権等の知的所有権は当研究所に帰属します。
としか回答しようがない訳です。具体的な個別の問題の取扱いは、こ
りゃもう「常識的な判断」で行なって頂くしかありません。
もちろん、当方としては「悪意ある攻撃への対処」以外には、こちら
から問題を起こすつもりは毛頭ありません。その辺りをご理解頂きま
して、ぜひ安心してご応募頂けますようお願い申し上げる次第です。
(以上引用終わり)
この件に関し、うちの大学の教員は、以下のコメントを出しました。
(引用開始)
>・応募された作品に関わる著作権等の知的所有権は当研究所に帰属します。
という条件には非常に疑問を感じます。
著作権は作者に帰属すべきものであり、応募したからといって
その著作権を企業が無料で取り上げるというのは変ではないでしょうか?
映画の場合には、監督ではなく、スポンサーつまり製作者に
著作権が帰属しますが、
これはその作品をスポンサーが買い取ったに等しいとして
理解することができますが、これについても、
映像ソフトのマルチメディア化に伴い、疑念が生じているくらいです。
公募展にこのような条項がつくのは、私の知っている限りでは日本だけです。
NECや東芝がスポンサリングしている一般対象の公募展では、
前はこのような条項がありましたが、既に昨年からそれを外しました。
このような条項を作った理由はやはり企業の過剰防衛と、
「他の公募展でこういう条項をつけていたから」という
前例主義で、ひとつひとつ検討していくと、このような条項を
つける必要はない、という結論になったわけです。
一昨年審査に加わった建設省の論文・作品公募展では、
未発表の作品、という条件はありましたが、
著作権を取り上げるというような条項はありませんでした。
外国のメディアアートの公募展では、未発表という条件さえ
普通はついていません。
原理的にみてどうしてもおかしいと同時に、
このような応募要項は、現在急務とされているソフトウェアの発展や流通の
阻害要因です。
企業は、このように応募された作品の著作権を作者からいわば取り上げて、
それでは、それを活用するか?
おそらく、ほとんどの作品は日の目を見ずに埋もれていくでしょう。
作者が自分がつくりだしたものに対する著作権を失うことにより、
本来は、誰かの目に止まり、成果を生みだし得たかもしれないソフトウェアが
死蔵されることになるのです。
応募する側にとっては、ある公募展で賞を取れなくても、
他の公募展に出したり、展示したり、それをさらに発展させるのは、
当然のことです。
それができないとなれば、優れた作品は応募されなくなります。
上に述べた公募展でもそれは明らかでした。
そのことが、企業にとっては、応募要項を改善する理由の一つになりました。
**さんが心配される意味はわかります。
このコンテストの趣旨も面白いし、どんなものができるか楽しみでもあります。
しかし、上記のような問題点、さらにこれを第三者的にみれば、
企業が安価にアイディアやコンセプトを吸い上げようとしているとも
見られるし、
このような条項は、クリエーターとしての意識を持った人間にとっては
企業イメージの低下にさえつながるものです。
せっかく公募展のテーマはクリエイティブなのに、こんなところで
過剰防衛によって、創造的な芽を摘むようなことはないんじゃないでしょうか?
(引用終わり)
少なくともうちの大学ではこういうことになっています。
参考にして戴ければ、幸いです。
・F井氏
6/25
お話がそれてしまいましたが、MSの件、じつは中村正三郎さんのページでその
事件を読んだあと、
ホームページにお邪魔しました。
まず思い返すと、過去、パソコンソフトや作品のコンテストで、入賞作品の
著作権をよこせ!
っていう話は聞いた事がありません。あきれますね。
と同時に、MS日本だとあり得る話かもね。とも感じました。
実は私、仕事がソフト業界関連なもので(会社名は秘密?)、MSの人とも会
う機会がありますので常々MSの人と会って感じることがあります。
それは、さすがにMSの社員の方がはっきりとそう言ったわけではないのです
が、恐らく日本法人は何ら重要な事柄を決める権利を与えられていないのだろう
なという事です。
技術説明会や、その他懇親会などで会って話をしてみると、ようするに本社の
やり方をそのまま、だた”翻訳”して持ってきただけ。という感じがします。
しゃべる内容もまさに受け売りといった印象をぬぐえません。「おそらこういった
意見が日本のソフトハウスからは出るであろう」といった内部での事前の検討のよう
なものはなされていないような印象を受けます。
(具体的なMSの方とのやりとりの話は細かく覚えてませんので申し訳ないですが。)
私の推測するに、このコンテストの入賞作品に対する著作権譲渡の問題も、米国
側からそうしろといわれた事をそのまま行っているのでしょう。恐らく日本法人側で
「それはやりすぎではないのか」という意見があったとしても、それを変更する権利
は持ちあわせていないのだと思います。
おおむね外資系の企業の日本支部は似たような状況にあるのではないでしょうか。
魚住さんとやり取りをした担当窓口の人は「いままでどおり、問題無く魚住様の
ページは自由に更新できます」のようなニュアンスのお話をしていますが、一方
では、著作権譲渡の書類は本社の意向だから取り下げられない、という狭間に
たたされているのでしょう。
もし、私がその窓口の人間であったら、最後は「もうしわけありません、担当の
私レベルでは、この著作権譲渡の件についてはご理解ください としか言うこと
ができません。」っていうでしょう。
で、そこで魚住さんが納得しないと、彼の上司が出てきて責任ある回答をして、
さらに納得できないならさらに上司が、、、、って事になるんでしょうね。で、こんな
時にしっかりフォローしてくれる上司のいる会社はいい会社ですよね。 ちょっと
だけ担当の人がかわいそうに思えます。
似たような立場に立たされたことがありますもので.....
アメリカではこういったコンテストの時の著作権の扱いがどうなっているのか、
私はわかりませんが、日本よりもシビアに扱っているだろうことは容易に想像できます。
後々、入賞作品をMSが利用した時に万が一、その作品の中に取り込まれている画像
や何かの権利関係で訴えられた時に、きっちりと著作権が明確になった書類の裏付け
がないと困るからなのでしょう。
それにしても、「著作権譲渡」っていうのはやりすぎですね。普通は「使用許諾件権」
ですよね。
それで十分作品の2次利用には不都合はないはずです。
ソフトウェアのパッケージに同梱されているフォントや素材集だって使用許諾権を付け
ているものですし。「賞金10万円であなたのホームページ買い取ります」って最初から
言えよって。>MS
で、ここまで書いてたらやっぱりというか日本と外国での著作権に対する意識の違い
という問題に行き着いてしまいますよね。 そのへんを書き出すときりがなさそうなので
やめますが(^^;)。
何かとりとめのないお話になってしまいましたが、お許しください。
今日はこの辺で失礼します。
・ローディストSSさん
7/15
初めまして、魚住さん。
私はローディストSSと申します。
「MSのホームページコンテストの受賞を辞退した事について」を読ませて
いただきました。
私自身、このコンテストに応募しかけてました。
募集要項よく読んでなかったので、権利がMS社に移ることに気づかずに準備
してました。
完成したデータをMOカートリッジにいれ、郵便局へ言った時に初めて問題の
「著作権がMS社に移る」ということに気づきました。
締め切り直前だったのですが、これを応募するかどうか迷いました。
MS社に権利が移るということは、私には以下のような魅力も感じていました。
・MS社が私の作品を自由に配布できるようになれば、それだけ多くの人に
見てもらえること。
・プロのデザイナーに、より優れた作品に改良してもらえるかもしれない。
・著作権がなくなることを恐れて『優れた作品を出し控える人』が多ければ、
私が入選する確率が高くなる。
でも、迷った末に応募を諦めました。
自分の作った作品を『自分で使うこと』にも問題がでると感じたからです。
コンテストに応募した人達のほとんどは、著作権がMS社に移ることを知った
上で、あえて応募したのではないでしょうか。
魚住さんのように入賞した後から問題を持ち出したのは、MS社にとっても
「青天の霹靂」だと思います。募集要項に書いている以上、データを送付した
時点で『入賞すれば著作権がMS社に移る』ということを半ば同意しているよ
うに判断されても不思議ではないと思います。
今回の件は魚住さんの不注意が発端であると思います。
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ご意見頂いた皆様、ありがとうございます。これをお読みくださった皆様、どうかご参考にされてください。